近年、リビングにスキップフロアを採用する住宅が増えています。
スキップフロアは、空間を有効に使える・広く感じるなどの魅力があります。
これからスキップフロアを検討している方は、メリット・デメリットを踏まえた上で検討するのがおすすめです。
そこで今回は、スキップフロアをリビングにつくるメリット・デメリットをご紹介いたします。
Contents
スキップフロアをリビングにつくるメリット
広く感じる
スキップフロアをつくると、リビングに奥行きや段差がうまれます。
壁色を統一させるなどの工夫をすることで、空間を広く感じさせるという効果があります。
収納がつくれる
リビングに生活感を出さないようにするためには、ある程度の収納が必要です。
スキップフロアは、下の空間を活用して大きな収納スペースをつくることができます。
家族とのコミュニケーションがとれる
近年、リビング学習をするお子様が増えています。
スキップフロアをキッチン横に隣接し、料理しながら目線の高さでお子様の勉強をみることができる間取りも人気です。
また自宅でリモートワークをする際のスペースとしても活用できます。
リビングと同じ空間にありながら、メリハリをつけて集中することができます。
スキップフロアをリビングにつくるデメリット
空調整備が必要
スキップフロアがあるリビングには、壁や仕切りがありません。
その結果、冷暖房が効きにくいというデメリットが生じます。
快適な温度で過ごすためには、建物の断熱性や気密性を上げることが必要です。
高齢者には不便
スキップフロアは、バリアフリーを必要とする方には、不便な空間となります。
年齢を重ねていくと、階段の登り降りが大変になるため、使いづらいと感じるかもしれません。
まとめ
ビリングにスキップフロアをつくると、『空間が広く感じる』『収納がつくれる』『家族とのコミュニケーションがとれる』というメリットがあります。
その一方で、『空調整備が必要』『高齢者には不便』というデメリットがあります。
快適さと特徴を考慮して、慎重に検討してみるのがよいでしょう。